プロフィール

大学時代ブライダル業界でのアルバイト経験からカメラマンを希望し、大学卒業後広告代理店や写真事務所などで経験を積みフリーカメラマンとなりました。現在は写真や動画の撮影に加え写真撮影に関するセミナー講師としても活躍しています。

創業（独立）のきっかけは？

学生時代から新しいことを始めたいという希望があり、カメラマンとしての経験を活かし、高い技術を提供したいと考えていたことがベースとしてありました。また、ファッション雑誌等の紙媒体の衰退により会社にそのまま所属していても将来性についての不安がありました。カメラマンとしての腕に自信があり、自身でコントロールできる仕事がしたいと考え、カメラマン仲間と様々なコラボレーションも自由に行え、また定年を気にせず健康である限り自らやりたいことを制限なく自由に行いたいということから独立しました。独立後も仲間と会社で協働したり、個人で行ったりと、どこから独立かというとファジーなところもあるが、カメラマンとしての技術を強みにして活動していきたいと考えています。

どんな事業を実践していますか？

カメラマンとして、企業向けの写真・動画撮影を中心としているが、写真撮影のセミナー講師も行っています。取引先は企業向けが大半であり、紹介により顧客を獲得しています。企業からの依頼により撮影現場において撮影を行っています（現在はスタジオは所有していません）。具体的には企業のHPやカタログに掲載する建築やインテリア等のハウジングフォトが中心であるが、最近ではSNS向けの撮影も増加してきています。セミナー講師では、動画配信のやSNSでの掲載の方法等について教えています。現在の企業からの受注では企業の予算等様々なしがらみもあって頭打ち感が出てきており、ハウジングフォトを個人向けにブラッシュアップしていきたいと考えています。

これから事業でやりたい夢は？

カメラマンとしての技術やハウジングフォトでのノウハウを生かして個人顧客の獲得を考えています。そのためには、自身のブランド価値を高める必要があり、写真体験スクールの立ち上げや、個人向けのSNS支援をさらに強めていきたいと構想を練っているところです。SNS支援については、クリエイターの視点からストーリーづくりや発信の方法等コンサルティングに近い形を描いており、より付加価値の高いサービスをしていきたいと考えています。ブランド価値を高めることで、高単価での取引が可能となります。また、仲間とアライアンスを組みさらに事業を拡大することを図ると共に、カメラマンの地位の向上に貢献していきたいと考えています。

ビジネストの創業準備コースをご利用されていかがでしたか？

一番の成果は職人から経営者へのマインドセットができたことです。職人として良い物を作ることだけにコミットするのだけでなく、経営者として良い者をいくらで、誰に販売するか？など経営者目線で思考することができるようになったことが大きかったと思います。