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SK ON THE EDGE

(SK ON THE EDGE 代表 佐藤 信子 様)

プロフィール

16年ほど前、娘がアイススケートを始めた頃、市販の衣装は少なく、オーダー衣装は高価で手が届かなかったので、海外から輸入した既製品をばらし、パターンの型取りをするなどして、手探りで制作を始めました。徐々に口コミで依頼が増え、練習着を作るなどをしている中、本格的に制作をされている方とご縁をいただき、アシスタントとして3年ほど実績を積みました。

創業(独立)のきっかけは?

アシスタントとして経験を積んでいる中、もともと自分自身が考えていた成長過程のお子さま向けのお直し等、もっと小回りの利くスタンスで、衣装でお困りの方を助けたい気持ちが大きくなり、アシスタントを辞めました。
事業化を強く意識していたわけではなかったため、材料費+手間賃程度で受託をしていたが、依頼の量が増え過ぎて、さばききれなくなり、やるならキチンと起業し事業としておこなうべきだと考えるようになったことがきっかけです。

どんな事業を実践していますか?

フィギュアスケート選手向けの衣装の製作・お直しを行っています。全て一点もので受注生産で対応しています。
特定のトップ選手向けだけではなく、お子さまや成長途上にある方をターゲットとしており、特に、私の娘の成長とともに、製作をしてきた経験から制作前からの細かい相談、購入後のお悩み・お直しなどアフターサービスにも強みを持っています。
全国・海外からも受注を行っていますが、強みであるアフターサービスを活かすため、直近では自身で出向ける範囲に商圏を絞っている状況です。
こだわりのある方からの依頼が増える中、個人では事業が回らないため、パターン設計や縫製については、外部委託を活用して対応しています。

これから事業でやりたい夢は?

人材の育成と既製衣装の製作にチャレンジしたいと思っています。
最近、製作にあたって、お客様目線よりも自分の表現を優先してしまっていた部分に気が付き、もともと創業時に持っていた「困っている選手を助けたい」という気持ちを思い出し、きちんとお客様の方を向いて仕事をしたいとあらためて思い直したところです。現状は、製作やお直しが追い付かず、お断りしているお客様が多くおり、創業時に思い描いた「衣装で困っている選手」にご迷惑をおかけしてしまっています。
フィギュアスケートの衣装をつくるためのパターン設計や縫製、さらには仕上げの飾りの技術と、一連の作業を一貫したイメージをもって製作に取り組むための人材の育成というのは簡単ではないと思いますが、チャレンジしたいと思っています。また、人材育成・技術力アップの観点からも汎用的なデザインの既製衣装の製作を手掛けていきたいと考えています。

ビジネストの創業準備コースをご利用されていかがでしたか?

創業時は、ビジネスコーチに近い距離感でコミュニケーションを取らせてもらいました。今から考えると「こんなこと自分で調べたら?」ということも、気軽に教えてもらうことができ、大変助かりました。現在は別のコースで入居してるが困りごとや改善要望など親身に対応してくれるのでありがたいと感じています。

 

在籍コース・時期

BusiNest 創業準備コース 第4期 2016年1月 入会

ホームページ

https://www.sk-on-the-edge.com/